しきい値を動かして、画像の「角」がいくつ見つかるか試そう
コーナーは、上下左右どちらにずらしても見え方が変わる点=物体の「角」です。Harris のコーナー応答 \(R\)が大きい点を丸で示します。図形は背景とのコントラストを変えてあり、薄い図形の角ほど応答 \(R\) が小さいので、しきい値を上げると弱い角から順に消え、下げるとすべての角が拾えます。
仕組み:各画素のまわりで勾配(明るさの変化)を集めた行列 \(M\) を作り、縦方向にも横方向にも大きく変化する点だけが \(R\) の大きい点=コーナーになります。エッジ(線)の途中は一方向しか変化しないので選ばれません。
\(k\) は「どこまで鈍い角をコーナーと認めるか」を決めます。最初の図形で \(k\) を上げると、150°、135°、120° と鈍い角から順に消えていきます(165° はほぼ直線なので最初から拾われません)。応答 \(R\) の図では、\(k\) を上げるほどエッジの青が濃くなります。直角だけの図形では、\(k\) を変えても検出結果はほとんど変わりません。